ethereum(イーサリアム)の簡易説明
FacebookやTwitterを初め、
私達は様々なサービスを利用して生活をしています。
サービスを生み出し、提供しているのは会社や国といった組織です。
見方を変えると組織は私達が利用しているサービスを管理しています。
これは私達の中では普段、意識することのない当たり前のことです。
でも、特定の組織がサービスを管理するというのは本当に安全な事なのでしょうか?
いくつか例を出してみます。
- 会社で働く人の悪意を持った資金の横領
- 個人情報の流出
- 個人情報の悪用
- サービスの不正操作(ゲーム等の商品当選確率の操作など)
など
これらの事は実際に聞いたものもあると思います。
聞いたことが無くても、本当に不正や悪意が無い事を証明することは極めて困難です。
Ethereumは「ブロックチェーン」を利用して、
自動契約を可能にする技術の開発と提供を目指しています。
ブロックチェーンを利用した自動契約、
つまり、プログラムによる自動化なので人の手による不正の無いサービスを提供する事に役立ちます。
イーサリアムの価値が上がる仕組み
イーサリアムは自動契約の技術を提供しています。
提供された側は新たなサービスを生み出します。
そのサービスを運営していくには「燃料」としてイーサリアムが必要です。
また、技術を提供してサービスを生み出したら
ICOと呼ばれる新たなクラウドファンディングで資金を集める等の理由で暗号通貨を作る事があります。
投資家がこれらのコインに出資するには、
多くの場合はまず、イーサリアムを購入しなくてはいけません。
まとめると・・・
- イーサリアムは新たなサービスを生み出す為に技術を提供しているプラットフォーム
- 生み出されたサービスの運営にはイーサリアムが必要
- 生み出されたサービスは新たなコインになることがある。
そのコインに出資しようとしたらイーサリアムが必要
図のトークンたちは2017年7月24日現在で上場をしたイーサリアムの技術を使用したコイン達です。
このいくつかのコインが完成してサービスを開始する。
また、新たなコインが生み出されてICOで資金を調達する。
イーサリアムは現在、時価総額ランキングがビットコインに次いで2位の暗号通貨です。
上記のような必要性の他にも多くの期待が寄せられています。
こんなにも新たなコインを生み出し、
多くの期待が寄せられる自動契約技術は「スマートコントラクト」と呼ばれています。
スマートコントラクト詳細は下記URLを参照ください。
http://gaiax-blockchain.com/smart-contract
開発状況
イーサリアムの開発は大きく分けて4段階用意されていて、現在は2段階目です。
現在は3段階目への移行が期待されています。
また、多くのコインが開発され、使用されるに伴い、課題が見つかり現在修正を加えています。
まとめ
現在では多くの暗号通貨、多くのプロジェクトの技術の土台となりました。
全ての暗号通貨は未完成品です。つまり、暗号通貨市場は未来への期待で相場が動いています。
イーサリアムは暗号通貨市場を盛り上げている根源の一つです。
現在の所、有望視できるコインの一つであることに疑いの余地はありません。
イーサリアムはお金ではなく、技術が本質です。
つまり、他のマネーゲームのような価値とは根本的に違います。
「未来を変える技術」がイーサリアムの根本的な価値です。
その技術の開発が進み、コンテンツ化していくほどに価値が高まったり、安定する事が予測されます。
反対にリスクは開発が出来なかった場合です。