ビットコイン 中国規制の裏で、なぜビットコインダークは爆上がりをしたのか?
地球の皆さんこんにちは。クリプトボーイです。
本日はちょっとマイナーな通貨の話をするぞ!
もしかしたら聞いたこともないかもしれないが、
今日のテーマはビットコインダークだ!
ちょっとかっこいいこの名前の通貨は、
ビットコインとは全く別の通貨であり、
分裂騒動とかで分裂して出来た通貨でもない。
実はビットコインダークは、9月の地獄のような相場の中、
唯一爆上がっていたアルトコインと言っても過言ではない。
この通貨は一体何なのか?
それを今回記事にした!
コンテンツ目次
中国のビットコイン規制の最中、値上がりしたUSDTとbitcoin dark
2017年9月に中国のICOや取引所の規制報道でビットコインは大きく下落した。
他のアルトコインも同様。
しかし、その時にビットコインから資金が大きく移動したコインもある。
・USDT
・bitcoin dark
特に目立ったのはこの2つ。
USDTとは?
USDTはドルと同じ価値を持つとされる暗号通貨。
ようは、ドル建てで考えた時に価値が目減りしないということ。
ビットコインが下がる事で資産価値を減らしたくないと考えるトレーダーが資金を移動させたと考えられる。
また、poloniexやbittrexといった世界トップクラスの出来高を誇る取引所でも扱われている。
bitcoin darkとは?
もう一つのbitcoin dark。
これはビットコインではない。
全く別のコインである!
ダーク(暗い)と聞いて、何となく想像もできるかと思う。
このコインは元々は完全なる匿名化を目指すコインであり、2014年9月には公開された。
※参考記事 https://cointelegraph.com/news/bitcoindarks-teleport-technology-aims-to-make-cryptocurrencies-truly-untraceable
さらに、bitcoin darkの公式WEBサイトでは、
「komodoは自身の未来」と言って、ゆくゆくはkomodoという暗号通貨に移行する事を告知している。
※参考記事 http://bitcoindark.com/
つまり、
「中国の規制報道で多くのコインがパニックを起こし、価格を下落をさせている中、
広く流通しているUSDTを差し置いて、ゆくゆく消える可能性が高い匿名性の高い暗号通貨に資金が移動した。」
という事である。
これは、明らかに不可思議な現象。
資金の移動=買いが入る=価値の高騰につながり、20%程上がったのである!
なぜこんなことがビットコインダークで起こったのか?
中国のビットコイン規制の最中にビットコインダークが爆上がりした理由は?
理由を一緒に考えてみよう!
ビットコインは2014年1月に126000円という当時の過去最高レートを叩き出した。
理由は「中国人が元→ビットコイン→ドル」で取引を行い元という資金を移動させる為に使用したからと考えられる。
事実、間もなくして中国はこの動きに規制をかけた。
その直後、ビットコインは半額位に大きく下落。
この事実から、「資金を中国の外に移動させたい国民」と「資金を外に出したくない中国政府」という状況があったのではないかと考えれる。
では、中国の国民の気持ちになってみよう。
「元→ビットコイン→ドル」といった行動は、ビットコインでは過去の例と2017年9月の状況を踏まえて、
今後難しい状況だなと考えたとする。
難しくしている理由は、規制に伴う厳しい罰則だ!
つまり、もしもバレたら・・・という恐怖がある為。
そんな時にbitcoin darkというビットコインと同じように使用できて、
取引履歴が残っても自分と判別される可能性がビットコインよりもはるかに低い。
bitcoin darkは3か月程で消える可能性が高いから、目を付けられる頃には、そもそも存在しない可能性が高い。
現状、ビットコインよりもはるかに認知度が低いから目立たない。
と、いうことを知ったとする。
次に客観的に考えてみよう。
上記のような事を知った人が100人いたとする。
その人達は「禁止されているけど元をドルにしたい」と考えている。
全ての人が魔がさすことなく、トレードをしない可能性は何%だろうか?
それを考えれば、なぜビットコインダークが上がったのかが分かるだろう!!
以上はあくまでクリプトボーイの推測だが、
おおよそこのことが原因で、ビットコインダークが爆上がりしたのだろう!
ビットコインダークについて興味が出た方がいれば、ぜひ買ってみてくれ笑