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ビットコインの政権交代!?ビットコインキャッシュがビットコインに成り代わる??

こんにちは。名波はるかです。

今のBitcoin(ビットコイン)が半年で終わる?!

突然そんなことを言われたら、あなたはどう思いますか??

今や仮想通過といえばBitcoin(ビットコイン)なので、
何を言っているかイマイチ分からないという方も多いかもしれませんね。

実は今、仮想通過市場で最も支持され
「基軸通貨」とも呼ばれる
Bitcoin(ビットコイン)の立場が脅かされているのです。

そして、それに伴い注目されているのが、
過去Bitcoin(ビットコイン)から分裂し誕生した、BCH(ビットコインキャッシュ)です。

今のBitcoin(ビットコイン)が
あと半年で価値を失ってしまうとしたら、あなたはどうしますか?

今回の記事では、Bitcoin(ビットコイン)に一体何が起こっているのか?
詳しい内容を解説していきます。

 

Bitcoin(ビットコイン)の急落とBCH(ビットコインキャッシュ)の高騰

BCH(ビットコインキャッシュ)は真のBticoin(ビットコイン)となるのか?

これまで価格を高騰させ続けてきたBitcoin(ビットコイン)が、
2017年11月10日から急速に価格を下げました。

 

 

その一方で急速に価格を上げたのが、BCH(ビットコインキャッシュ)です。

BCH(ビットコインキャッシュ)は
同年11月12日に最大5倍以上にまでなりました。

 

 

ここまで大きな変動をした理由は、
「ビットコイン政権争い」とでもいうべき競争であり、
Bitcoin(ビットコイン)保有者が、Bitcoin(ビットコイン)で
BCH(ビットコインキャッシュ)を購入したことで起こった現象です。

今のBitcoin(ビットコイン)に何が起きているのか?
なぜ、Bitcoin(ビットコイン)からBCH(ビットコインキャッシュ)に資金が動いたのか?
BCH(ビットコインキャッシュ)はなぜ注目をされているのか?

ここまで大きな変動をした理由は、
BCH(ビットコインキャッシュ)が真のBitcoin(ビットコイン)に成り代わるべく
行動を起こしたということなのですが、
少しずつ、整理しながら考えていきましょう。

 

Bitcoin(ビットコイン)と
BCH(ビットコインキャッシュ)の関係性

BCH(ビットコインキャッシュ)はBitcoin(ビットコイン)の課題解決のために生まれた

BCH(ビットコインキャッシュ)は
2017年8月1日にBitcoin(ビットコイン)から派生した分裂コインです。

https://cryptoboy.jp/hard-fork-bitcoin/

当時、Bitcoin(ビットコイン)は世界的に急速に普及が進む中で
「当時の性能では普及に耐えられない」という課題を抱えていました。

その課題の一つが、
「世界中の取引記録を保存しきれない」というものです。

Bitcoin(ビットコイン)は約10分に一度、
ブロックと呼んでいるデータの容れ物の中に世界中の取引記録を保存しています。

もしも、保存ができない場合は送金が大幅に遅れ、
完了しなくなり、24時間経過するとリセットされます。

「Bitcoin(ビットコイン)が注目されているのに、これは不味い!」
と考えたBitcoin(ビットコイン)支持者達は、色々なアップデート案を出し合いました。

そして、大きく分けて2つの案が有力候補とされました。

 

Bitcoin(ビットコイン)分裂において生まれた2つのアップデート案

  1. データの容れ物であるブロックを大きくする
  2. ブロックの中に保存するデータを小さくする

結果的に、1.のアップデートで誕生したのがBCH(ビットコインキャッシュ)です。

そして、2.のアップデートを行ったのが今のBitcoin(ビットコイン)です。

また、Bitcoin(ビットコイン)が行ったアップデート名は
「segwit(セグウィット)」と呼ばれています。

Bitcoin(ビットコイン)のアップデートは
特定の管理者がいない非中央集権である為、ユーザー同士が話し合います。

1.のデータの容れ物であるブロックを大きくするアップデートは
一見すると問題が解決するので良いように思えますが、
これはBitcoin(ビットコイン)のシステムとセキュリティーを支える
マイナーと呼ばれる人にとって都合が良いものとされています。

ですから、このやり方はBitcoin(ビットコイン)の
非中央集権が崩れるとされ、マイナー以外からは反対されました。

反対に、2.のブロックの中に保存するデータを小さくするアップデートは、
マイナーには都合が悪いのですが、
非中央集権を維持する上では有効と考えられました。

 

ロジャー・バーの主張
「BCH(ビットコインキャッシュ)はBitcoin(ビットコイン)」

 ロジャー・バーのメディアでの発言

BCH(ビットコインキャッシュ)支持派であり、
暗号通貨のメジャーなメディアのCEOであるロジャー・バーは、
自身のメディアで興味深い記事を掲載しています。

彼の言いたい事を簡単にまとめると、以下のようになります。

segwit(セグウィット)は
Bitcoin(ビットコイン)の創始者であるSatoshi Nakamotoの思想に反する。
BCH(ビットコインキャッシュ)は
Bitcoin(ビットコイン)のホワイトペーパーの仕様に近く、
segwitが使われていない唯一のもの。
だから、BCH(ビットコインキャッシュ)こそが
真のBitcoin(ビットコイン)と言っても過言ではない

参考記事:https://www.bitcoin.com/info/bitcoin-cash-is-bitcoin

これは、実に興味深いと思いませんか?

 

ロジャー・バーのジハン・ウーとのつながり

また、ロジャーは、ジハン・ウーとも繋がりがあります。

ジハン・ウーは世界一のマイニング企業のAnt poolのCEOにして、
大手マイニングマシン製造会社のbitmain社の共同設立者です。

BCH(ビットコインキャッシュ)高騰時、
Ant poolはBitcoin(ビットコイン)のマイニングシェア率を3%落としました。

反対にBCH(ビットコインキャッシュ)は
マイニングのマシンパワーを大きく上げました。

bitmain社はBCH(ビットコインキャッシュ)を
誕生させた当事者といっても良い存在であり、
BCH(ビットコインキャッシュ)でしか購入できない
自社製品のマイニングマシンを販売しています。

過去には、こんなこともありましたね。
https://cryptoboy.jp/bitcoincash/

bitmain社は、BCH(ビットコインキャッシュ)のシステムの
マイニングと需要を確保しているといっても過言ではありません。

ジハンは「bitcoin cash Classic」という
BCH(ビットコインキャッシュ)からの
分裂コインの警告を行うと共に、それを売却することで
BCH(ビットコインキャッシュ)の数量が増えると発言をしています。

これは、BCH(ビットコインキャッシュ)の買いを増やし、
分裂で時価総額を上げることが目的であると考えられます。

 

 

Bitcoin(ビットコイン)政権のポイント

Bitcoin(ビットコイン)の優位点は、
非中央集権を保っているという信用です。

しかし、これまで多くの技術者は
Bitcoin(ビットコイン)から手を離れ、
独自のコインの作成をしています。

なぜなら、非中央集権は
容易に性能を改善できないというデメリットもあるからです。

Bitcoin(ビットコイン)の性能が市場への普及に耐えきれず、
役割を果たすことができなければ本末転倒。

そう考えた技術者たちが、
Bitcoin(ビットコイン)から離れていったのです。

どちらも一長一短ですが、Bitcoin(ビットコイン)から分裂したコインは、
真のBitcoin(ビットコイン)の座を
狙っているコインと考えると、分かりやすいかと思います。

 

そこで、今後Bitcoin(ビットコイン)政権で
重要になってくるのは、少なくとも下記の点と考えられます。

マイニングのマシンパワーのシェア率

マイニングマシンパワーのシェア率は、
Bitcoin(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)共に、
暗号通貨のセキュリティの強固や、
コインを使っての購入や取引を
スムーズに行えるかどうか?を見極めるポイントになります。

 

segwitは本当に不適切なものなのか?

今後、Bitcoin(ビットコイン)が
アップデートにより問題が改善され、
Bitcoin(ビットコイン)の普及に対して
適正化できるかどうかがポイントです。

 

投資目的以外の需要

利用シーンに適した性能であると支持されるコインは、
Bitcoin(ビットコイン)と
BCH(ビットコインキャッシュ)のどちらなのか?

 

目先、半年前後は争う可能性がある

BCH(ビットコインキャッシュ)を支持する過激派は
「半年後に今のBitcoin(ビットコイン)は消え、
BCH(ビットコインキャッシュ)が
Bitcoin(ビットコイン)と名乗っているだろう」と発言をしています。

 

非中央集権に世の中がどこまで拘るか?

多くの国々が独自のコインを作成していることから、
現状のルールとしては非中央集権は望まれていないでしょう。

利用するユーザーが非中央集権を望み、
国が対応を変えるまでに望みが強くなるのかを検討していく必要があります。

 

混乱するBitcoin(ビットコイン)政権のまとめ

BCH(ビットコインキャッシュ)を始めとする
分裂コインは、単なるボーナスではありません。

「Bitocin(ビットコイン)の未来の可能性の具現化」です。

どのコインの性能が私たちの未来に
ふさわしいと選ばれるのかはまだ分かりません。

しかし、今のBitcoin(ビットコイン)は
segwit(セグウィット)が実装されても手数料が高く、
さらには、segwitの性能を活用したサービスが少ないのが実情です。

それに対しBCH(ビットコインキャッシュ)は、
マイナーの確保と性能改善が容易であるというアドバンテージを持っています。

 

もちろん、BCH(ビットコインキャッシュ)が
今のBitcoin(ビットコイン)並みに普及をした時に
何も問題なく使えるのか?は分かりません。

ですが、もしそうなった時に仮に問題が発生したとしても、
その頃、今のBitcoin(ビットコイン)の価値はどうなっているでしょう?

大きく分けて言えば、

  • 共存
  • Bitcoin(ビットコイン)のみが生き残る
  • Bitcoin(ビットコイン)は消える

の3択です。

現状、Bitcoin(ビットコイン)とBCH(ビットコインキャッシュ)に関しては、
共存がしばらく続くとは思いますが、Bitcoin(ビットコイン)投資では
常に最新情報を得て、価格を予測することが大切になります。

暗号通貨に何かしらの形で参加をしている人は、
今から今後の未来と向き合う必要があるのは確かでしょう。

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ライター紹介 ライター一覧

名波 はるか

名波 はるか

名波はるか(ななみはるか)
東京都出身。レースクイーンを経て2002年からグラビアへ。”元祖着エロクイーン”として君臨し、多数の写真集、DVDをリリース。 2003年竹書房より発売された写真集「nature」は現在でも竹書房歴代トップ10に入るセールスを記録している。
グラビア現役時に、株式投資を開始。元手300万円を1年で額面5,000万円にしたことから、株ドル(株式投資や投資に詳しいアイドル)としても活動。現在、投資暦は13年。株式投資からメインを仮想通貨へと移し、仮想通貨コミュニティを立ち上げ、セミナー講師としても活躍中。

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